精神通院医療で医療費・薬代が1/3に!病気を治す第一歩!!

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病気を治すために、それぞれが違う役割を持った薬を数種類から数十種類使って、細かく心身のバランスをとる事も完治・寛解させるためには必要です。特に治療を始めたばかりのときは、どの薬が合うか、効果が高いか、また重篤な副作用が出ないかを調べるために色々な薬を服用せざる負えない場合もあります。その際に薬代を見てビックリし、完治・寛解への道のりを遠く感じる方も多いのではないでしょうか?実はその医療費、1/3に抑える事ができます!

意外と知らない!?自立支援医療とは?

治療が始まってから2~3年経って、通いなれた病院の待合室に貼ってあるポスターを見てビックリ!病院代と薬代が一割負担になる制度がある…、だと…。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
実は意外とよくあるケースのようです。行政からのサービスを段階を追って受けたのであれば、どこかのタイミングで自立支援医療の話を教えてくれるはず…です。でも、病気になった!入院した!治療が始まった!等々、本人はもちろんその周りもいわゆるテンヤワンヤの状態になってしまいがちで、自立支援医療のことをもっと早く知ってれば、金銭的な負担が減ったのにという声をよく聞きます。この記事を読んで、そういう人が少しでも減れば幸いです。

自立支援医療とは、身体障害者手帳の交付を受けている18歳以上の方が、医療を行うことにより障害を軽減あるいは機能の維持が保たれるなどの効果を期待できる場合に、その医療費の自己負担が原則として1割になる公費負担制度です。(事前に申請が必要です。)

自立支援医療の対象となる医療として、心臓手術、人工関節置換術、人工透析、腎臓移植、肝臓移植、免疫抑制療法などがあります。(更生医療の要否については、県更生相談所で判定します。)
なお、指定自立支援医療機関での受診に限られること、医療の適用範囲として身体障害者手帳に記載されている障害(部位)に対する医療であること、保険診療であること等の条件があります。この条件にあるように同じ病院・同じ薬局を利用しなければならない、言い換えると薬局を変える時は手続きが必要になるという等々の制約があります。また自立支援医療を更新する際は、手続きに時間がかかります(2,3ヶ月程)ので、お早めに!障害者手帳の更新と同じ診断書が使えますので、タイミングが合えば一緒に申請する事をおすすめします。