働く人のメンタルケアのために。「こころの耳」

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「こころの耳」とは、一般社団法人日本産業カウンセラー協会が厚生労働省から受託して開設しているポータルサイトのことです。厚生労働省というと「?」という感じの一般常識に乏しすぎる私。残念。で、このサイトのタイトルですが、こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトとあります。厚生労働省は、働く環境の整備、職業の安定・人材の育成を総合的・一体的に推進する業務の一環としてこのようなサイトの委託も行っているようですね。ほーーっ。

働く人のメンタル面をサポート:こころの耳

日本人は、働き蜂・働き蟻?2018年、エクスペディアの有給休暇国際比較調査によりますと有給消化率が最下位だったそうです。しかも3年連続とのこと。さすが、日本人。やっぱり働き過ぎなもよう、と思いがちですが、全就業者平均の1人当り年間実労働時間については2017年度のデータによるとお隣、韓国が年間2,024時間のランキング3位(ちなみにトップはメキシコで2,257時間、意外にも米国が1,780時間で15位)なのに対して日本は1,710時間の22位ということで有給消化率と実労働時間は必ずしも反比例するとはいえなさそうです。

ですが、これはあくまでも平均。みんながみんな1,710時間ということはないですよね。おそらく、実労働時間が平均より少ない人がいればそれを補うかのように実労働時間が多くなる人が必ずいるのでは…。それに加えてデータには表れないサービス残業など。就業時間数が週60時間を超える長時間労働者数はかなりの数にのぼるのではないでしょうか。そんな長時間労働が心身へ及ぼす影響は、最悪の場合死に至るとまで言われています。所謂、「過労死」というやつです。この過労死、労災認定された割合だけでも脳や心臓疾患より精神障害や自殺によるもののほうが大きいらしいです。およそ2:3といったところでしょうか。正直なところ、メンタル面でのダメージが過労死につながっている割合が多すぎることに驚きを隠せません。

「こころの耳」では、そんなメンタルヘルスに関して「働く方へ」、「ご家族の方へ」、「事業者の方へ」、「部下を持つ方へ」、「支援する方へ」など、それぞれの立場にある方々に対してきめ細かい情報の配信を行っているのです。

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こころの耳