いきなり就職はチョット無理(・・;)ー就労移行支援ってご存知ですか?

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病気が回復したとはいえ、すぐに就職活動を始めるのは体力的にも精神的にもチョット…、と考えているしまう方、結構いらっしゃるのではと思います。「年齢の数だけ面接を受けなければ就職できない」なんて話もあるくらいですから、やはりハードルは相当高いのではないでしょうか。そういう時には就労「移行」から始めてみるのも一つの手です。

支援員のサポートの下、就職に役立つ知識や必要なスキルを学ぶことが出来る!

就労移行支援は、障害者総合支援法という法律に基づく国の支援制度で、就労支援サービスのひとつとして一般企業への就職を念頭に置きつつ、障害のある方の社会参加をサポートします。

様々な事情から病気になったり、障害を持つことで症状の緩和や病気の治療を優先させるために仕事を一旦ストップする話はよく聞きます。それ自体、非常に大変で正しい決断ですが、再度働き始めたり、就職活動をすることにもかなりのエネルギーが必要です。そういう時にサポートがあればもっと楽に効率よく社会に出ていけるのではないでしょうか。その意味で就労移行支援とは障害者がきれる非常に有用なカード(選択肢)です。しかし、障害者の就労支援施設としてA型事業所やB型事業所はよく耳にしますが、就労移行支援事業所の利用はあまり候補に上がってきづらいのでは?と思います。

では具体的に就労移行支援とはどのようなものなのでしょうか。就労移行支援は、障害者総合支援法という法律に基づく国の支援制度で、就労支援サービスのひとつとして障害のある方々の社会参加をサポートするというものです。このサービスの対象者一般企業への就職を考えている方(65歳未満)で就職に役立つ必要な知識や技量の向上といったサービス提供を行っています。
鹿児島市には20程の就労移行支援事業所があります。その半数弱が(精神・身体・知的・発達)障害者や難病を患っておられる方々を対象としています。事業所によっては、基礎企業実習、希望業種実習といった段階的な実習を踏むことにより就労の準備をサポートしていたり、作業療法士、心理士、PSW(精神保健福祉士)など専門職の方々による「就職後までサポート」する体制が備わっている事業所もあるようです。

よくわかる就労移行支援|就労移行支援事業所LITALICOワークス

就労移行支援を利用することで、着実に復職への道を進み、より現在の自分にあった仕事に出会える事を心よりお祈り申し上げます。